日進月歩の勢いで進化を続ける人工知能・AI。
私たちの身の回りでも、AIの技術を使ったサービスが
すでに提供されています。
そんな中登場したのが、スナックのママ「よしこ」!
しかも作ったのは、「洋服の青山」でおなじみの青山商事!
今回の記事では、何でも悩みを相談してくれる
よしこママについてご紹介します。
出典元:https://www.y-aoyama.jp/
目次
よしこは洋服の青山のスナックママ!
スナックのママといえば、その山あり谷ありの人生経験から
時に優しく、時に厳しく叱咤激励してくれる、
悩める人にとっては最高の相談役。
そんなママがAIチャットボットとして誕生しました!
よしこママへの相談は青山の公式HPから。
チャットボットの形で、どなたでも気軽に相談できます♪
では、なぜ紳士服の会社がAIを開発したのでしょうか?
青山によると、紳士服のボリュームゾーンは20代~40代。
この世代のリアルな声を市場調査で聞き出したいと思ったものの、
「洋服の青山」を前面に押し出してしまうと、
どうしてもバイアスがかかってしまい、本音を引き出すことは
難しいと判断。
そこで、“スナックのママに悩み相談”という形を
採用したとのことです。
スナックというと中高年のオジサンが行くものという
イメージがありますが、最近では若い世代でも
以前ほど抵抗がなくなっており、一部ではちょっとした
ブームにさえなっているそう。
一見すると遠回りのようにも思えますが、
マーケティングの手法としては、うまいところを突いた!
という感じですよね☆
ちなみに、相談の最後にはさりげなく年齢を聞かれたり、
「悩みがない」を選択すると、唐突に
青山商事のことについてママから聞かれます。
このあたり、抜け目がないですね(笑)
お疲れの皆様、どんぎつねさんに癒してもらいましょう♪
よしこママが第2形態に進化!
悩める現代人にそっと手を差し伸べてくれるよしこママ。
2021年7月に公開後、わずか2カ月で相談件数は8万件超!
日本人って本当に疲れているのですね。
反響を受けてよしこママが第2形態に進化!
といっても、身長が2倍に伸びたり、
戦闘力が53万→100万にパワーアップしたりするわけ
ではないのでご安心をw
表情や衣装が変更されるとともに、
相談の対応力が強化。
件数が多い仕事に関する悩みに関して回答できるようになりました!
出典元:https://www.y-aoyama.jp/
AIは膨大なデータを使って自ら学習する
「深層学習」(ディープラーニング)という機能があるので、
これを使って“成長”したのではないかと思われます。
つまり、よしこママは悩みを聞けば聞くほど
さらにバージョンアップしていくということ!
今後の進化も楽しみですね♪
よしこママのモデルは誰?
とてもリアルなよしこママですが、モデルとなった
人物はいるのでしょうか?
モデルは明確に存在します!
それは、宮崎県宮崎市の繁華街“ニシタチ”に
実在するスナック「華酔亭」(かようてい)のママ、
茶圓(ちゃえん)イツ子さん!
出典元:https://sunakkuadvisor.com/
文字通りの瓜二つ☆
よしこママの店内イメージもこちらのお店のものだそう。
また、ニシタチのママたちに計50時間のインタビューを実施、
彼女らの対応や会話を元にしてデータベース(ビッグデータ)が
構築されました。
ちなみに、ニシタチは人口10万人当たりのスナック軒数が
日本一のため、選ばれたそう。
宮崎に行けるかはわかりませんが、
ピーチ航空の「航空券ガチャ」で旅行を満喫しませんか?
まとめ
まさかの「洋服の青山」から爆誕した
AIチャットボット、よしこママについてお届けしました。
日々の仕事に疲れ、人間関係に疲弊し、誰かに愚痴りたくても
できない・・そんな方は是非よしこママに
悩みを相談してみてはいかがでしょうか?
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