「趣味は?」と聞かれた際、
「休日は芸術鑑賞をたしなんでいます。」
などと答えられたらとってもオシャレですね。
しかし、芸術と一口に言っても、その
表現方法は正に無限大。
特に「現代アート」はなかなかハードルが高く、
正直なところ、敬遠されがちです。
そんな現代アートの巨匠とされるのが
ジョセフ・コスースさん!
今回の記事では、コスースさんの作品についての
情報をご紹介します。
難解なアートが少し理解できるようになるかも!?
出典元:https://www.frieze.com/
目次
ジョセフ・コスースさんの現在、最新作は?
現代アートの中でも「コンセプチュアル・アート」の
代表作家とされるのがジョセフ・コスースさん。
コスースさんは1945年、アメリカ・オハイオ州出身。
ということは現在御年78歳。
現在でもアーティストとして第一線で
活躍されています!
コスースさんの最新作がこちら。
出典元:https://www.whynot-web.jp/
イタリアのワイナリーがリリースした
ヴィンテージワインのアートボトルを手掛けました。
このパッケージですが、よく見るとたくさんの
言葉が並んでいます。
これは、ゲルマン語、ギリシャ語、ラテン語などで、
「ワイン」という言葉の語源が系図になっているそう。
完璧なバランスを誇るヴィンテージワインを
「言語による芸術」で表現したものとのこと。
なるほど、よくわからん…w
ただ、単純に眺めるだけでも
とてもカッコいいですよね☆
江戸の絵画を愛した海外コレクター☆
ジョセフ・コスースさんの椅子はどこで見られる?
コスースさんの代表と言えるのが
『1つと3つの椅子』(One and Three Chairs)。
1965年制作のこちらの作品はどこで
見ることができるのでしょうか?
コスースさんの『1つと3つの椅子』は
ニューヨーク近代美術館に所蔵されています。
日本で見ることはできず、残念です…
こちらはタイトルの通り
・実物の折り畳みイス
・上記イスの原寸大の写真
・辞書にある「イス」の説明文
という3つから成り立っているアート作品。
出典元:https://euphoric-arts.com/
実物のイスが「物体」や「イスという記号」を
表しているのに対し、写真と辞書のイスは
イスという「観念」を表現しているとのこと。
絵画や彫刻といった、物質そのものではなく、
「概念」や「観念」であっても芸術とみなすのが
「コンセプチュアル・アート」なんだとか。
なんだか哲学的で、当ブログ管理人は知恵熱のせいか
さっそく頭から湯気が立ち上ってきましたw
中には「こんなものは芸術ではない!」
という批判が出てきそうですが、
おそらくその程度のことは織り込み済なのでしょうw
なかなか芸術の解釈って難しいですね(^^ゞ
ジョセフ・コスースさんの作品はどこで見られる?
コンセプチュアル・アートに触れてみたいという
方に向けて、コスースさんの作品は
どこで見ることができるのでしょうか?
一か所目は、愛知県・豊田市の
豊田市美術館です。
こちらには『分類学(応用)#3』という
作品が展示されています。
出典元:https://www.museum.toyota.aichi.jp/
これは、吹き抜けの壁面に
古代ギリシャから現代までの
哲学者・思想家の名前がずらっと
225人分並べられているという作品。
いろいろ考えさせるものがありそうです。
☆豊田市美術館☆
住所:愛知県豊田市小坂本町8丁目5番地1
開館時間:10:00~17:30
休館日:月曜日
観覧料:一般300円
名鉄豊田市駅または愛知環状鉄道新豊田駅より徒歩15分
もう1か所は、東京・立川駅北口のファーレ立川。
こちらには『呪文、ノマエのために』という、
石に2つのテキストが彫られた作品が展示されています。
パブリック・アートのため、どうやら自由に鑑賞する
ことができるようです。
出典元:https://www.faretart.jp/
☆ファーレ立川☆
JR立川駅北口から徒歩3分
まとめ
「コンセプチュアル・アート」という現代アートの
第一人者であり、「日曜美術館」でも
特集されるジョセフ・コスースさんについて
お届けしました。
皆さんはコスースさんの作品から
何を感じ取りましたか?
コメント