人生100年時代と呼ばれる昨今、60~70代の
方であっても、まだまだ余生はたっぷり、
さまざまなことにチャレンジできそうです。
そんな中、今回取り上げるのはマラソンランナーの
弓削田眞理子(ゆげた まりこ)さん!
60代にしてなんと世界記録保持者!
中高年の希望の星とも言える、弓削田さんについて
気になる情報をお伝えします。
出典元:https://olympics.com/
目次
弓削田眞理子さんの世界記録は?
ベテランの陸上競技と知られる「マスターズ陸上」。
5歳刻みでクラスが設定されており、
弓削田さんは女子60~64歳のクラスのマラソン
世界記録ホルダーです。
その驚異の記録は、なんと2時間52分13秒!
マラソン界隈では、3時間を切ることを
「サブスリー」と呼び、一つの大きな区切りとなっています。
多くの市民ランナーにとっては憧れの的なんだそう。
大会に出場し、完走したランナーの内、
3時間を切ることができるのは男性で約3.1%、
女性で約0.4%しかいないとのこと。
弓削田さんの記録がいかにスゴイかがわかりますよね…
しかも、達成時の年齢は62歳!
還暦を過ぎての世界記録達成、カッコよすぎます☆
元々陸上部出身の弓削田さんではありますが(後述)、
マラソンを始めたのは24歳とかなりの遅咲き。
東京国際女子マラソンに出場し、3時間9分21秒の
成績を残しました。
その後は25歳で結婚、4人の子供を育てる中で
一時マラソンから離れましたが、40歳を間近にして
ランニングを再開。
2017年、58歳で大阪国際女子マラソンに出場、
念願の「サブスリー」を達成!
さらに60歳で世界新記録を樹立、
62歳で世界記録更新と、その勢いは
留まることを知りません!
今の弓削田さんの目標は2時間50分台。
自己ベストからさらに2分以上も縮めようという
その熱意には、頭が下がるばかりです<m(__)m>
弓削田眞理子さんの高校はどこ?
シニアランナーとして大活躍の弓削田さんですが、
実は本職は高校の教員。
母校で教鞭をふるっています。
弓削田さんの母校であり職場でもある高校は、
埼玉県立川越女子高校です。
こちらは県内でも有数の進学校で、
偏差値はなんと69!
県内416校中21という難関校です。
卒業生としては、元テレビ朝日アナウンサーの
小宮悦子さんがよく知られています。
もともと中学時代から陸上部に所属していた弓削田さん。
中学では短距離と走り幅跳び、高校では800m、
大学では1,500mの選手として活躍しました。
高校では保健体育の先生として生徒を指導。
教え子の中には、実業団からプロランナーに
転向した吉田香織選手もいます。
還暦を過ぎても恩師がバリバリ活躍するというのは、
生徒の皆さんからしたら、鼻高々ですよね♪
ギネス記録を持つ超人的山岳ランナー!
弓削田眞理子さんの練習メニューがスゴイ!
マラソン世界記録更新という飽くなき挑戦を
続ける弓削田さんですが、その練習メニューとは一体?
出典元:https://www.nippon.com/
弓削田さんは月に600~700km、多い時には
800kmも走るそうです。
授業がある日は放課後に陸上部の生徒と
一緒に15キロ走りますが、それだけではフルマラソンを
走るには足りないため、10キロほど追加。
授業の無い日には近くの山を走ってから
部活に合流し、計30km。
雨でも雪でも走ることのない日はないとのこと。
日本(世界?)最強の保健体育の先生ですねw
大会にも数多く出場。
全国各地のローカルレースも含めると
これまでに100以上のフルマラソンを完走しています!
また、睡眠と食事もとても大切のとのこと。
睡眠は必ず8時間、食事ではタンパク質をきっちり
摂取するよう気を付けているそうです。
「走ることが生活の一部」と豪語する弓削田さん、
圧倒的な貫禄ですね!
まとめ
世代別の世界記録保持者であるマラソンランナーで、
「激レアさん」にも出演される
弓削田眞理子さんについてご紹介しました。
鉄人・弓削田さんがこれからどこまで記録を伸ばすのか、
期待が高まりますね♪
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