夜空に大輪の花を咲かせ、人々を魅了する
夏の風物詩といえば…花火!
“例のヤツ”の影響でここ数年花火大会が
相次いで中止となり残念ですが、
少しずつ再開の兆しも見え始めています。
そんな花火を作る職人の一人が
花火師の松井(柗井)のの子さん!
気鋭の花火師について、気になる情報をお伝えします。
出典元:https://queenw.com/
目次
松井のの子さんの前職を知りたい!
花火師は、そのイメージ通り職人さんの世界。
一人前になるには10年もかかるという、
キビシイ道のりが待ち構えています。
そんな中、松井さんが花火師にチャレンジしたのは
30歳前後とかなり遅めのスタート。
それでは、それまで松井さんはどのような経歴を
歩んできたのでしょうか?
出典元:http://www.hanabi-inakako.com/
松井さんの前職はテキスタイルデザイナーです。
デザイナーから花火職人という
かなり異質な(?)ジョブチェンジですね!
松井さんは2022年現在で34歳、東京都出身。
子供の頃に長野県に移り住みました。
学歴としては、多摩美術大学(通称“たまび”)の
生産デザイン科を卒業されています。
多摩美の卒業生にはやはりアーティストがズラリ。
・蜷川実花さん
・松任谷由実さん
・竹中直人さん
・京本政樹さん(中退)
・佐藤可士和さん(グラフィックデザイナー)
などなど、錚々たる顔ぶれ。
卒業後は高級ブランドを手掛けるアパレルの
マルゴに就職、こちらでテキスタイルデザイナー
として布製品の柄のデザインの仕事に携わりました。
出典元:https://www.facebook.com/HangOut.Tamariba
こちらがその当時手掛けた作品。
とってもオシャレですね☆
そんな松井さんがなぜ花火の道へ?
元々、高校生くらいまでなんとなく
花火師になりたいとは思っていたそうです。
そして、デザイナーとして活動する中で
高校生当時の想いを思い出し、
なんと花火屋さんのアルバイトに応募!
この行動力には驚きですね♪
この時に門を叩いた会社が
今でもお勤めの堀内煙火店。
デザイナーの時と違う点として、松井さんが挙げた点が
チームプレーであること。
大勢の人が関わることで、ようやく1発の花火が打ちあがる。
その点がとても魅力的なんだそうです。
また、花火の打ち上げには「プログラムを組む」
という工程もあります。
どのタイミングで、どこに、どんな花火を打ち上げるのか。
こうした作業においては、デザイナー時代に
培った経験が大いに発揮されそうですね!
ドカーンと上がる打ち上げ花火もいいけれど、
しみじみ線香花火を楽しむのも一興☆
松井のの子さんの花火大会はどこで見られる?
遅咲き(?)の花火師、松井さんが手掛ける花火を見たい!
という方も多いはず。
残念ながら、松井さんが参加する花火大会の
最新の情報を得ることはできませんでした。
松井さんが勤める「伊那火工(いなかこう) 堀内煙火(はなび)店」は
全国の花火大会に参加されています。
2022年の直近では
・港まつり・能代の花火(秋田県能代市)
・江ノ島花火大会(神奈川県藤沢市)
などに出場されています。
堀内煙火店の“非!?公式”ツイッターに
情報がアップされることもあるようなので、
気になる方はチェックしてみてください!
現地で花火を見た気分になりたい!という方のため、
松井さん作の花火の動画はこちらです。
キレイですね♪
まとめ
デザイナーから一転、職人の世界に飛び込んだ
花火師で、「セブンルール」にも出演される
松井のの子さんについてご紹介しました。
最近では密を避けるため、事前に場所を発表しない
予告なしの「サプライズ花火」も全国各地で行われています。
キレイだな~と思って見上げた花火が、
実は松井さんの作だったなんてこともありそうですね☆
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