遅咲きの落語家として注目される桂宮治(かつら みやじ)さん。
2021年には先輩方を5人抜きしての
真打昇進が決定と今、ノリに乗っている噺家さんです。
今回の記事では、桂宮治さんを特集します!
出典元:https://katuramiyaji.com/
目次
桂宮治さんは元化粧品セールスマン!
10代~20代の間に師匠の門を叩き、弟子入り
するのがスタンダードな落語家さんの経歴ですが、
宮治さんが落語の世界に飛び込んだのは31歳。
高校卒業後に化粧品販売の会社員として働いていた宮治さん。
営業成績はかなり優秀だったそうです。
全国各地の百貨店やショッピングモールから
指名が入るほどの腕前だったとか!
まさにトップセールスマンですよね。
年収はおよそ1,000万円を稼いでいたそうです!
順風満帆な人生と言えます。
しかし、仕事が嫌で転職を考えており、
奥さんからも背中を押され、ついに退職を決断。
なんと、結婚披露宴の最後の挨拶で退職を
発表したそうです!
来賓として来ていた勤務先の社長が
ズッコケたのは言うまでもありません(笑)
結婚してすぐに無職となりましたが、
落語とは全く無縁の人生だったため、
まずは毎日寄席に通うことから始めたそうです。
そうした中で師匠と出会い、入門しました。
当然収入はゼロからのスタートです(T_T)
脱サラして落語家とは、宮治さんの決断は
スゴイですよね。
当ブログ管理人でしたら、間違いなく
トップセールスマンの地位に死に物狂いで
しがみつくこと間違いなしです(^^ゞ
桂宮治さんの師匠は誰?
宮治さんの師匠は、桂伸治(かつら しんじ、3代目)さんです。
出典元:https://www.katsura.to/
入門先を探していた際、
国立演芸場に伸治さんが登場した瞬間に
体に電気が走ったそうです。
伸治さんの落語を1度も聞いていない状態で(笑)
「この人しかいない!」と感じたとのこと。
「師匠選びも芸の内」という言葉があるそうで、
その点、宮治さんの選球眼は正しかったと言えそうですね!
師匠の教えの一つは「嘘と泥棒するな」だそうです。
とてもシンプルでよいですね。
宮治さんは子供へのしつけとしても心掛けているとのこと。
初稽古のエピソードも噺家さんならでは。
師匠が宮治さんのために「子ほめ」という
演目を見せてくれたのですが、
始まって数秒で、師匠から「うーん、思い出せない」と
の衝撃の発言が!
そこで初稽古は終了、大師匠のテープを聞いて
覚えてくるよう指示されたそうです(笑)
その後は実力をつけていき、
2008年初高座、
2012年二ツ目昇進、
そして2021年に真打昇進となりました。
期待の女性落語家、春風亭ぴっかり☆さんの
特集記事はこちらから!
桂宮治さんの独演会を聴きたい!
桂宮治さんの落語を聴いてみたい!というアナタへ、
独演会の情報をご紹介します。
この記事執筆時点での直近の講演は、
『桂宮治独演会 その先へ半蔵門2021文月』です。
日時:2021年7月8日
18:30開場、19:00開演
場所:国立演芸場
料金:3,400~3,600円
産経iD、チケットぴあ、イープラスから申込できます!
※東京までは行けない!という方へ朗報です。
こちらの独演会は、オンライン配信の予定もあるとのこと☆
詳細未定とのことですので、宮治さんの公式HPで
チェックしてみてください。
まとめ
脱サラした遅咲きの落語家、桂宮治さんに
ついて特集しました。
中高年の希望の星、宮治師匠の落語を
私も是非聴いてみたいと思います!
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