日本が世界に誇るジャパニーズ・カルチャーの一つがマンガ。
「Manga」として多言語に翻訳、
グローバルに読まれています。
そんな漫画の書き手を養成しているのが、
トキワ荘団地!
かつて多くの有名漫画家を輩出した
伝説的なアパートの再現なるか!?
トキワ荘団地の気になる情報をお届けします。
出典元:https://www.tokiwa-so.net/
目次
トキワ荘団地の場所、家賃が気になる!
かつて、現代漫画の巨匠が集い、若き青春の
日々を過ごした伝説のアパート、トキワ荘。
手塚治虫さん、藤子不二雄(藤子・F・不二雄さん、
藤子不二雄Aさん)、石ノ森章太郎さん、
赤塚不二夫さんといった、日本の漫画界の
レジェンド達がひとつ屋根の下に住んでいたと
いうのは、何度聞いてもスゴイですよね。
東京・豊島区の南長崎に位置し、1982年に解体されて、
現在は近くの「トキワ荘マンガミュージアム」にて
当時の様子が再現されています。
そんなトキワ荘が令和によみがえりました!
それがトキワ荘団地。
こちらは、「トキワ荘プロジェクト」として
漫画家を目指す若者にシェアハウスを貸し出し、
プロデビューをサポートするNPO法人による事業です。
本家は豊島区にありましたが、
トキワ荘団地の場所はどこでしょうか?
「多摩トキワソウ団地」があるのは、東京都日野市。
JR中央線豊田駅より徒歩8分。
新宿から約35分という立地。
出典元:https://www.tokiwa-so.net/
男女共用で定員は38名。
記事執筆時点(2021年11月下旬)では満室です。
3部屋で1つのユニットをつくり、
トイレと洗面設備は共用となります。
また、1階には共用ラウンジがあり、
同じ夢を志す者同士、多くの交流が生まれそう♪
出典元:https://www.tokiwa-so.net/
研修や講座といった漫画家になるための
手厚いサポートも魅力的。
アシスタントや漫画関連の仕事の紹介と
いったサービスもあるそうで、これは心強いですね!
こちらも気になる家賃は、
37,000円~42,000円。
管理費がプラス12,000円。
(電気、ガス、水道、インターネット代込)
入居金50,000円、敷金30,000円。
この他にも、プロジェクトが扱う
シェアハウスが東京近郊に複数あります。
・shikiso亀有群青
・Graphium House高田馬場
・Graphium House駒沢
・保谷荘
・第二青井荘
・篠崎荘
などなど。
さらに、千葉には「メンター荘」といって、
週刊少年ジャンプ出身のプロ漫画家から
直接指導してもらえる、漫画家のタマゴにとっては
夢のような施設も!
現在メンターとして指導しているのは、
『ソムリエ』や『ライアーゲーム』などのヒット作を
持つ甲斐谷忍さん。
プロに面倒を見てもらえるとは、太っ腹ですね☆
ただし、当然のように現在満室とのことですw
出典元:https://www.tokiwa-so.net/
ちなみに、入居するには審査があります!
・一次審査
オンライン上での面接。
事前にエントリーシートと作品データを提出。
ただし、伸びしろや家賃の支払い能力、
共同生活適性を審査するそうで、
漫画のスキルによって落ちることはないとのこと。
・二次審査
部屋の見学と入居ルールの説明、
簡単な面談を実施。
という2ステップが必須となります。
年齢の目安は18歳~35歳。
我こそは!という方はぜひチャレンジしてみてください☆
オタクボクサーが漫画家デビュー!?
トキワ荘団地の卒業生の実績は?
漫画家の登竜門としての役割を担う
トキワ荘プロジェクトですが、これまでの実績はいかに?
通算でこのプロジェクトに参加された方は577人。
「漫画雑誌への掲載・連載」をプロデビューと
定義すると、その数は125人!
なんと、5人に一人がプロの漫画家になっています!
その他にも、雑誌やwebへの掲載実績は345件、
受賞実績は115件と、出身者の漫画家さんが
大いに活躍していることがわかります。
主な卒業生の方がこちら。
・カメントツさん『こぐまのケーキ屋さん』
・中川学さん『くも漫。』
・雲母坂盾(きららざか じゅん)さん『ボーンコレクション』
・一二三さん『四十七大戦』
これからも続々と前途有望な
漫画家さんが巣立っていくことでしょう♪
まとめ
漫画家の聖地「トキワ荘」が現代に復活、
「マツコ会議」でも特集される、
漫画家のサポートプロジェクトである
トキワ荘プロジェクトとトキワ荘団地について
ご紹介しました。
いつか、トキワ荘団地も聖地と呼ばれる日が
来るように、未来の“先生”たちの奮闘に期待したいです☆
コメント