己の拳に全てを懸けて、リング上で激闘を
繰り広げるのがプロボクサー。
パンチ力、動体視力、12ラウンドを戦い抜く
持久力を身に付けるためにはストイックな
練習が欠かせません。
元プロボクサーの井上浩樹(こうき)さんもその一人。
しかし、彼にはもう一つの顔が…
今回の記事では“オタクボクサー”をご紹介します。
左:浩樹さん、真ん中:尚弥さん、右:拓真さん
出典元:https://www.instagram.com/koromaru511/
目次
井上浩樹さんはオタクボクサー!
2015年にプロデビュー、
第41代日本スーパーライト級王者や
WBOアジアパシフィックスーパーライト級王者
といったタイトルを獲得した世界王者の井上さん。
同じく世界チャンピオンの井上尚弥さん、
井上拓真さん兄弟がいとこにあたるという、
まさにボクシング一族。
そんなボクシングの申し子とも呼べる井上さんですが、
実は大のアニメ好き!
「ボクシングはアニメ、マンガ、ゲームのために
やっている」と豪語するほどの
筋金入りのオタク☆
リングに入場する時に羽織るガウンにも
バッチリアニメキャラが!
入場曲は当然アニソンで、
トランクスもアニメ関連のメッセージ入り。
これは正真正銘の“ガチ勢”ですね(笑)
出典元:https://number.bunshun.jp/
それでもリングに上がると強いというのは、
対戦相手からしたら、やるせないでしょうw
少年時代から数々の漫画・アニメに影響を
受けてきたという井上さん。
例えば…
・『スラムダンク』を読んでバスケットボールクラブに入る
・『バガボンド』の剣術の心得をボクシングに生かす
・『けいおん!』を読んで高校は軽音楽部に入部
などなど。
マンガ・アニメが彼に与えた影響は
計り知れないですね!
アニメのために頑張れるということで
高いモチベーションを維持できた井上さんですが、
時には「1発殴られたらアニメを1話忘れてしまうかも」
という悩みも抱えていたそうです。
これは、ボクシングチャンピオンかつ
アニメマニアの井上さんでないと
理解しかねる問題ですねw
井上浩樹さんの戦績は?
世界チャンプとなった井上さんですが、
その戦績はどうだったのでしょうか?
井上さんの戦績は
16戦15勝(12KO)1敗。
プロボクサーとして戦って負けたのはわずか1戦。
しかも、この1敗をきっかけに引退を決断!
タイトルマッチで7ラウンドTKO負けを喫し、
王座を奪われると、翌日には
引退を発表するという衝撃でした。
本人も「悔しさが湧いてこなかった」ということで、
負けた瞬間に辞めることを決めたそうです。
プロである以上、どこかで引退を考えなければ
いけませんが、鮮やかな引き際と言えると思います。
そして、引退後の活動は
なんと漫画家!
SNS上にアップしていた漫画が好評、
『闘え!コウキくん』として本まで
出版してしまいました!
出典元:https://www.amazon.co.jp/
さすがは元プロボクサー、
華麗なフットワークによる見事な転身です☆
オタクボクサーの次はかつらボクサーだ!
井上浩樹さんにとって長島自演乙雄一郎さんは先輩?
格闘家でアニメ好きというと、
こちらの方を思い出す方も多いのでは?
それがキックボクサーの
長島☆自演乙(じえんおつ)☆雄一郎さん!
出典元:http://amuleto.jp/
「自作自演お疲れ様」の意味を持つ“自演乙”を
リングネームにするところからも異彩を放ち、
リング入場時にはコスプレをする
「コスプレファイター」として活躍されました。
アニメ・マンガオタクのファイターと言う点では
井上さんの先輩にあたりますよね。
実際に先輩後輩、あるいは師弟関係のようなものは
確認できませんでしたが、きっとお互い
共感するものがあるはず。
そしてアニメの話をし出したら止まらないはずw
そんな長島さんも2021年に引退、
リングに別れを告げました。
今後、2人の後を追うオタクファイターが
現れるのか、期待したいと思います♪
まとめ
元プロボクサーでありながら無類の漫画・アニメ好きで、
「激レアさん」にも出演される
“オタクボクサー”井上浩樹さんについて取り上げました。
「人は好きなもののためならば、どこまでも頑張れる」
というのを実際に証明してみせた
井上さんはカッコイイと思いました☆
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