美味しい料理を求め三千里。
たとえどんなに困難な道のりであっても、
2時間超えの行列が待ち構えていようとも、
グルメのためならば諦めない。
人の業とは深いもの…
そんな方にとってもハードルの高い食堂が佐賀県にあります。
魚山人(ぎょさんじん)はなんと、船でしか行けません!
今回は辿り着くまでが大変な“秘境の食堂”についてお届けします。
出典元:https://tabelog.com/
目次
魚山人(玄海町)の予約方法は?
佐賀県玄海町にお店を構える魚山人。
あの「ミシュランガイド」にも掲載された、
世界的にも名の通った名店です!
出典元:https://tabelog.com/
しかし、こちらのお店の新鮮な海鮮料理を味わう
までには、いくつもの高いハードルが待ち構えています!
まずは、その立地。
離島にあるわけはありませんが、お店までの道が無いので
船でしか行くことができません。
来店の際には、お店の方が船で送迎をしてくれます!
なんともVIPな待遇ですね☆
当然、海が時化(しけ)ている時は出航不可、そして
来店不可となってしまいます。
お天道様の気分次第というのはスゴイですね(>_<)
また、お店は完全予約制。
1日に昼の部1組、夜の部1組の計2組限定というのが
基本となっているようです。
ということで、予約は数カ月先まで埋まっているとのこと!
これはかなりの忍耐が必要とされそうです。
気になる予約方法は電話のみ。
ツイッターのアカウントも開設されていますが、
DM等での予約は不可とのことですので、ご注意を!
これだけ希少性を煽られると、
余計に訪れてみたくなってしまいますよね。
☆魚山人☆
住所:佐賀県東松浦郡玄海町仮屋高岩
TEL:0955-52-2733
営業時間:昼の部12:00~、夜の部17:00~
定休日:不定休(時化の日は休み)
福岡空港より車で1時間半
仮屋漁港より船で10分
魚山人(玄海町)のメニューは?
やっとの思いで辿り着いた魚山人、
そこで楽しむことができるのはどんなお料理なのでしょうか?
出典元:https://twitter.com/t_mas
魚山人のメニューは店主のおまかせコースのみ。
天然の海鮮、自家栽培の野菜や自家製の調味料を
使ったものが10数種提供されます。
予算は基本1名5,000円。
ある日のメニューを見てみると
タイの姿焼き、アワビの酒蒸し、
サザエの浜煮、タコのカルパッチョ、
メジナの煮付け、サワラの天ぷらなどなど…
漁師である店主自慢の魚介類がこれでもかと
テーブルに並びます!
出典元:https://www.sagatv.co.jp/
これで5,000円は破格といっていいほどのお値段☆
船での送迎も付いてくるということは、もしかしたら
リアルな竜宮城はここにあったのかもしれません( ̄ー ̄)
安い、ウマい、ボリュームたっぷりのお刺身を
買うならば、角上魚類がオススメ!
魚山人(玄海町)は富山県高岡市にもある?
佐賀県にある魚山人ですが、ネット検索をしてみると、
「魚山人 高岡店」がヒットしました。
富山県高岡市にも魚山人があるそうですが、支店でしょうか?
こちらは、玄海町のお店とは関係の無いお店でした。
「富山湾海鮮料理 魚山人 高岡店」は、
北陸新幹線・新高岡駅前という好立地にあり、
北陸で水揚げされた新鮮な魚介料理を楽しむことができます。
船で乗り付ける必要はありません(笑)
さらに、こちらも全く別のお店となりますが、
山形県酒田市にも「北前酒房 魚山人」というお店を発見。
おそらく、いずれも陶芸家で稀代の料理人・美食家として
知られる北大路魯山人にあやかった店名と推察されます。
ちなみに、出身は現在の京都市北区とのこと。
魯山人先生、さすがです♪
まとめ
船でしか行けないという秘境の食堂で、
「レベチな人」でも特集される海鮮料理店、
魚山人についてご紹介しました。
1度でいいから贅の限りを尽くしたおもてなしを
受けてみたいですね♪
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