音楽の授業で楽器に触るとき、最もときめいたのは
パーカッションだったという方も多くいらっしゃるはず。
カスタネット、シンバル、マラカス、ヴィブラスラップ(笑点の“ビヨヨ~ン”)などなど。
そんな中、今回注目するのはトライアングル♪
北山靖議(やすのり)さんは、世界的にも珍しいトライアングル職人!
唯一無二の音を追求する北山さんの作品を中心にお伝えしていきます。
出典元:https://www.dofmgzn.com/
目次
北山やすのりさんのトライアングルは通販あり!価格はいくら?
その独特な音色が反響を呼び、世界中の楽団やアーティストから
注文を受けているという北山さんのトライアングル。
私たちがイメージするのは、きれいな三角形で
ツヤツヤのシルバーなものですが、
彼が手掛ける“北山トライアングル”は、それに比べると
ちょっといびつでやわらかい曲線を描き、
しかもなんともいえない銅のような色合い。
特注で作ってもらった金属の棒を曲げて、
その後は金づちでひたすら叩いて作るのが北山流。
こうやって表面にデコボコをつけることで、
奥行や深みのある、オリジナリティ溢れる響きが生まれるんだとか。
ご近所さんの迷惑にならないよう、公園の草むらの中で
トンカチを叩き続ける北山さんの姿は、なんともシュールw
出典元:https://www.dofmgzn.com/
そんなこだわり抜いた北山トライアングルは、
通販にて購入することができます!
気になるお値段はどのくらいするのものなのでしょうか?
オンラインストアでは主に5種類販売されており、
価格帯は、約5万円~15万円です。
なかなかのお値段かな?とは思いつつも、
正直なところトライアングルの相場がわかりません・・
ネット通販で調べてみると、既製品の場合
数百円という手ごろなものもあれば、
楽器メーカーの作で13,000円というものも見つかりました。
それを考慮すると、やはり北山トライアングルは
かなり高価なものと推測できます。
試しに1つピックアップしてみましょう。
こちらは直径9mm、長さ15cmというモデルで、
価格は55,000円(税込)。
出典元:https://kitayamatriangle.stores.jp/
北山さん曰く、しっかりとした芯がありつつも、
複雑な倍音の響きを感じられるそうで、
最もバランスの取れたモデルなんだそうです。
オーケストラ、吹奏楽、ポップスでの使用に加えて、
ヒーリングや瞑想に使う方もいるんだとか。
とても澄み切った音が響きますね♪
また、私が気になったのはこちらの
「音も鳴らせるトライアングルのペンダントトップ」。
北山さんの胸元にあるのがこちらのペンダント。
出典元:https://kitayamatriangle.stores.jp/
大きさは約6cmと、とってもコンパクト。
トライアングルは大きい方が音が鳴り響くため、
楽器としての使用は難しそうですが、
トライアングルの音を気軽に楽しみたい!という方(?)には
ピッタリの商品。
価格は27,500円。
おもむろに鳴らすことで、周囲が驚くこと間違いなし!
文房具を自在にカスタマイズしてしまう職人!
北山やすのりさんの父親は喫茶店を経営!
求道者のように理想的な「音」を追い求める
北山さんですが、そのルーツは一体どこにあるのでしょうか?
その答えのヒントとなりそうなのが、北山さんのお父さん!
北山斗見之さんは上野の「北山珈琲店」のオーナー。
こちらの喫茶店、非常にクセが強いのです!
出典元:https://allabout.co.jp/
お店のドアに貼ってある注意書きを読んでみると・・
「珈琲を飲む為だけの店です
ご来店後30分でお開き
読書、ケイタイ、事務処理、商談、待ち合わせ、おしゃべり
以上固くおことわりいたします」
という超厳格な店内ルールが採用されており、
まさに“リアル注文の多い料理店”!
会話や携帯禁止と聞くと、
ラーメンの鬼・故佐野実さんの「志那そばや」を
彷彿とさせますね☆
しかも提供されるコーヒーは「熟成珈琲」と呼ばれる
びっくりするくらい濃厚なもの。
これをただひたすらに味わって、お店を出る。
お店の滞在時間はわずか15分程になるそう。
1杯のコーヒーにこだわる父と、
トライアングルの音色にこだわる息子。
「血は争えない」とはこのことを指しているのかもしれませんね。
まとめ
理想の響きを探求するトライアングル職人で、
「レベチな人、見つけた」にも出演される
北山やすのりさんについてお届けしました。
トライアングルのきれいな音色をぜひ
実際に耳にしてみたいと思いました(^^
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