子供の頃、誰もが一度は憧れた歴史のヒーロー
と言えば戦国武将!
戦国武士と言えば、鎧兜(よろいかぶと)で
身を固めた戦闘スタイルが印象的ですよね。
そんな甲冑(かっちゅう)を現代でも作っているのが
鍛金家の塩見亮介さん!
今回の記事では、塩見さんの超絶技巧と
気になる情報についてお届けします。
出典元:http://geiikukai.com/ryousukeshiomi/
目次
塩見亮介さんの甲冑は購入できる?
1989年大阪府出身の塩見さんは
「鍛金家」というアーティスト。
文字通り、ひたすら金属を叩いて、鍛えて
作品を生み出すというストイックな職人さんです。
そんな塩見さんが主に手掛けるのが甲冑!
オオカミやワシ、あるいはドクロといった
インパクトのあるモチーフを正面に据えた
その姿はとてもカッコいいですね☆
では塩見さんの作品を購入することはできるのでしょうか?
調べてみたところ、一部の作品は
購入することができるようです!
出典元:https://onbeat.co.jp/ryosukeshiomi15-1/
こちらは「鷹面附面頬」という作品。
正しい読み方はわかりませんがw
タカをかたどった、とても凛々しいお面です。
価格は、なんと55万円(税抜)!
銅や真鍮(しんちゅう)、鉄といった金属を使用し、
何万回も叩いて作り上げるとのこと。
この手間ひまを考えれば、決して高い値段
とは言えないはず!
玄関先にこんな鎧があったら
来客にさぞかし自慢できそうですね♪
また、こどもの日にどーんと飾ることができたら、
お子さんのテンションはマックスとなること
間違いなし!
塩見亮介さんの受賞歴は?
存在感、威圧感のある作品を次々と創作する
塩見さんですが、その受賞歴はいかに?
塩見さんの主な受賞歴は下記の通りです。
2013 藤野金属株式会社 藤野賞
2014 第2回次世代工芸展 小和田愛賞
2014 東京藝術大学卒業修了制作展 三菱地所賞
2015 第3回次世代工芸展 最優秀賞
2016 東京藝術大学卒業修了制作展
サロン・ド・プランタン賞
2019 岡本太郎現代芸術賞 入選
やはり、数々の賞を受賞されており、
凄腕のアーティストであることがわかります。
出典元:https://breakzenya.art/202101-05/
ちなみに、塩見さんの出身大学は
上記の受賞歴にもある通り
東京藝術大学の大学院です。
通称“芸大”“東京芸大”の名で知られる、
数々の芸術家を輩出してきた名門ですよね。
現在は東京芸大の非常勤講師も務められているので、
甲冑職人になりたい!という方は
是非塩見さんに弟子入りしてみてください。
仏を彫る彫刻家=仏師の入魂の作品とは!?
塩見亮介さんの個展が気になる!
塩見さんの迫力ある甲冑を見たい!という方へ、
個展は開催されているのでしょうか。
残念ながら、記事執筆時点(2023年5月中旬)で
開催中の個展は調べた限りありませんでした。
出典元:https://www.instagram.com/ryosukeshiomi/
直近では、2022年秋に滋賀県で開催された
「BIWAKOビエンナーレ」にて展示されたとのこと。
また、過去には上野マルイでも展示会がありました。
こちらは、芸大が上野にあることと関連があるようです。
気になる方はご本人のツイッターを
チェックされてみてはいかがでしょうか。
まとめ
金属を何万回と打ち込んで甲冑を作る職人さんで、
「日曜美術館」にも出演される
塩見亮介さんについてご紹介しました。
一度は塩見さんの鎧を着て
チャンバラをしてみたいのですが、
勿体なくてできそうにないですねw
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