宝塚歌劇団と言えば、眉目秀麗な役者さん達による
華麗なステージというイメージですが、
そんな中ひたすらにおじさん役に徹した
異色のタカラジェンヌが天真みちる(てんま みちる)さん。
名バイプレイヤーとして活躍した“たそ”さんについて、
気になる情報をお届けします!
出典元:https://domani.shogakukan.co.jp/
目次
天真みちるさんの退団理由は?
宝塚歌劇団の花組で男役として活躍していた天真さん。
モヒカンのチンピラや角刈りの車引きなど、
従来のタカラジェンヌ像とは一線を画した(?)
クセの強いおじさん役で大きな存在感を発揮されました。
元SMAPの中居クンからも「友達になれそう」と
お墨付きをもらっています(笑)
しかし、惜しまれながらも2018年に退団。
その理由は何でしょうか?
ご本人はインタビューの中で、理由の一つとして、
様々な作品に出演していく中で、
自分の手で演劇を一から創り上げていったらどうなるのだろうと、
興味が「演じる」ことから「創る」ことへ移っていったと
語っています。
タカラジェンヌとしてやり切ったと思ったら
卒業して、演出家・脚本家を目指そうと決心されたそうです。
ではいつ退団するかとなりますが、
宝塚に代々継承されてきたもの、芸のルーツが
きちんと若い世代に受け継がれていると実感できたら
卒業しようと思ったとのこと。
下級生の姿に以前のトップスターの面影を感じられた
瞬間があり、その時点で安心して自分の新しい道を進もうと
決めたとコメントされています。
長い歴史と伝統を誇る宝塚の文化を
次の世代に伝承しようというたそさんの信念には
頭が下がります<m(__)m>
天真みちるさんは現在何をしている?
宝塚歌劇団を退団した天真さんですが、
現在は何をされているのでしょうか?
本人のツイッターのプロフィールには
「歌って踊れるサラリーマン」との
表記がありますが・・
現在はフリーとして活動中、
朗読劇やイベントの企画、脚本、演出を手掛けているとのことです。
サラリーマンとしての勤務の実態は、調べた限り
確認できませんでした(^^ゞ
ご自身の次の夢に向かってまい進されているのですね!
また、本人もMCや余興芸人(!)として出演もされているとのこと(笑)
直近では宝塚の記念コンサート
『エリザベート・スペシャル・ガラ・コンサート』にも出演、
宝塚関連の活動もされているようです。
当ブログ管理人、ダスティがとても気になったのが、
たそさんが企画・構成・出演するディナーショー。
タイトルは『天真爛漫ショー大阪出張リベンジ』!
内容説明に「爆笑ライブをお楽しみください」とあり、
とても元タカラジェンヌとは思えぬ異彩を放っております(笑)
ヅカファンの皆様、いかがでしょうか?
出典元:https://www.hankyu-hotel.com/
イベント情報をお伝えしておきますね。
日時:2021年11月21日
ランチ12:30~/ショー14:00~
ディナー17:30~/ショー19:00~
場所:ホテル阪神大阪
料金:18,000円(食事・飲物・ショー・消費税・サービス料込)
得意のタンバリン芸もぜひまた披露してもらいたいですね!
ちなみに、なぜタンバリン芸に長けているかというと、
宝塚では公演の終了後の打ち上げで余興を行う
伝統があるらしく、そこでたそさんが宴会芸として
取り組んだのがタンバリンということでした。
天真みちるさんの愛称”たそ”の由来は?
天真さんのニックネーム“たそ”ですが、
名前とはまったくつながりが感じられませんが、
その由来は何でしょうか?
元々のあだ名は「梅ちゃん」だったそうです。
しかし、宝塚にはすでに「うめ」の愛称を持つ
陽月華(ひづき はな)さんがいらっしゃいます。
そこで、かぶらないように「梅たん」としようとしましたが、
印刷物に掲載する際の編集ミスにより
「梅タン」→「梅タソ」に!
そこから「梅」が落ちて「タソ」となったとのこと。
まったく原型を留めていませんよね(笑)
ちなみに芸名の由来はどうでしょうか。
タカラジェンヌといえば、皆さんキラキラした
カッコいい名前をお持ちですよね♪
「みちる」は本名で、そもそもひらがな表記とのこと。
名字の「天真」については、
たまたま観に行ったバレエ発表会の主催が
「天満バレエ教室」で、“てんま”が良さげと思ったから。
漢字は自身の座右の銘である“天真爛漫”から
「天真」にしたんだそうです。
まとめ
「清く、正しく、おもしろく」を地で行く、
元宝塚の天真みちるさんについてご紹介しました。
ぜひ一度生でタンバリン芸を堪能したいですね!
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