少年少女の頃、誰もがあこがれたロボット。
アトム、ドラえもん、マジンガーZ、ガンダム・・
そしてロボット誕生の背景には必ず
開発を担当する科学者の存在があります。
そんな中、15歳にして東大に認められた
天才ロボクリエイターが鳥山樹(とりやま いつき)さん。
最終学歴はなんと中卒!
未来のロボットの発展に欠かせない存在である
鳥山さんについて特集します。
出典元:https://kids.athuman.com/
目次
鳥山樹さんは中卒の天才ロボットクリエイター!
鳥山さんとロボットとの出会いは3歳の頃。
レゴブロックに興味を持ち、大人でも作るのが難しい
怪獣を、寝る間も惜しんで完成させてしまいました!
その一方で、昆虫にも関心を持った鳥山少年。
生き物の動きをロボットで再現する、そして
一度ハマったら大人顔負けの集中力を発揮・・
ということで、ピンときたお母さんは
その直感からロボット作りが向いていると思い、
鳥山さんにヒューマンアカデミーのロボット教室を勧め、
通うようになります。
このロボット教室は、世界的ロボットクリエイターの
高橋智隆さんが監修を務める日本最大手の教室。
(ロボホンを開発した方です)
5歳から通うことができるそうで、
最近ではロボット教室は小学生の子供たちに
人気の“習い事”となっているそうです。
ロボット作りが習い事とは、今の小学生が
うらやましいですね。
中学2年生の時には、ロボット教室の全国大会の
アイデアコンテストでMVPに選出!
この時に代名詞ともいえる「ダンゴ虫ロボット」を手掛けます。
出典元:https://xn--9ckk2d5c4051a8fm.com/
中学3年時には東京大学のプロジェクト
「異才発掘プロジェクトROCKET」のメンバーに選出!
こちらでは
・プロジェクト主催のプログラムに参加可能
・プログラム参加のための費用を全額サポート
・能力発揮のための物品購入・旅行の費用のサポート
といった支援が受けられるそうです。
東大が若き才能へ大きな期待を寄せているのがわかりますね♪
そして、なんと中学卒業後は高校へ進学しないことを選択。
将来のために専門学校や高校で学ぶという進路も
当然あったはずですが、なぜでしょうか?
実は、鳥山さんは字の読み書きや集団行動が苦手という
障害を持っています。
集団生活の中でルールや時間を守ることが
なかなか難しかったそう。
そこでお母さんは学校の勉強を本人にさせることを「諦めた」そうです。
なんとも思い切った決断ですよね☆
ということで、現在は学校へは通わず、
自宅でロボット製作に専念しています。
本人いわく「明るい引きこもり」とのこと(笑)
2017年「第1回ロボプロ全国大会」では
カエルロボットで最優秀賞とMVPをダブル受賞!
溢れる才能が爆発していますね☆
世界が注目する“天才プログラマー”
登大遊さんの特集はこちらから!
鳥山樹さんの自作ロボットの動きがスゴイ!
上述したように、鳥山さんが中2の時に製作、
全国大会MVPを獲得したのが「ダンゴ虫ロボット」。
音を鳴らすと、歩いている状態から丸まるという
仕組みを搭載。
とにかく動きがリアルです!
これを14歳で作ってしまうとは、
文字通り天才ですね☆
この後、このロボットは教室の授業で子供たちが
作れるように改良されたそうです。
あこがれのロボットを自分で組み立てられるとなれば、
子どもたちの目がキラキラ輝くこと間違いなしですね☆
私もぜひ混ぜてほしいです(^^ゞ
また、カエルのジャンプする姿を再現した
「カエルロボット」も開発。
目のセンサーに光を当てるとジャンプします。
なかなか可愛らしいですね♪
さらに、全体のパーツが伸びてふくらむ「ふぐロボット」や
「かめロボット」、「ハリネズミロボット」なども製作。
ところで、鳥山さんは読み書きが苦手なのに
どうしてロボットが製作できるのでしょうか?
実は、プログラミングは別の仲間が担当するなど
役割分担しているそうです。
これは心強いですね♪
そして、そうした状況下であっても
生き物の動きをロボットに落とし込む鳥山さんの才能には
改めて驚かされます!
まとめ
中卒の天才ロボットクリエイター、
鳥山樹さんについてお届けしました。
鳥山さんの将来の夢は「ロボット製作を通した、
平和的な世界征服」とのこと(笑)。
天馬博士やお茶の水博士、兜博士のような
ロボット開発者になってもらいたいですね。
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