奈良県の大自然に囲まれながら作品に打ち込む
孤高の陶芸家、辻村史朗(つじむら しろう)さん。
今回の記事では、世界的な評価の高い辻村さんに
ついて気になる情報をお伝えします。
出典元:https://www.hankyu-dept.co.jp/
目次
辻村史朗さんは人間国宝?
辻村さんは1947年生まれの奈良県出身。
師匠を持たず独学で陶芸を極められました!
もう、これだけで天才と呼んで過言でないですよね・・
23歳で、奈良の山の中に廃材を使って自らの手で家を建て、
竈まで自作されました。
まるで仙人のような生活!
その作品は世界的にも高い評価を受けており、
アメリカ・メトロポリタン美術館を始め、
世界各国の美術館に所蔵されています。
さらには画家として多くの油絵を描くこともあり、
書家としての腕前も超一級品。
芸術界における万能の天才と言ってもよいかもしれません。
そんな辻村さんですから、当然数々の賞を受賞されたり、
人間国宝などの栄誉を受けているのでしょうか?
調べた限り、人間国宝に指定されたことはありません。
また、それだけに限らず、芸術関係の受賞歴も
出てきませんでした。
辻村さんは栄誉や勲章といったものに全く興味はないそうです(^^ゞ
まさに常人の理解を超えた境地に達したお方なのでしょう・・
辻村史朗さんの息子も陶芸家!
師匠のいない辻村さんですが、
お弟子さんも持っていません!
ただし、息子さんである長男の唯(ゆい)さんと次男の塊(かい)さんが
父親の下で学びました。
お二人とも陶芸家として活躍されています。
唯さんはご両親の家の近くに自身で
自宅と工房を建てて、そこで作品作りに励んでいます。
この点、完璧にお父さんの血を受け継ぎましたね(^^
唯一の例外が、あの細川護熙元総理大臣!
細川元首相は政治家以外にも陶芸家、茶人としての
顔をお持ちです。
辻村さんの所に押しかけて(!)、ロクロを学んだそうです。
日本が世界に誇る美術品である日本刀を手掛ける
刀鍛冶、吉原義人さんの情報はこちらから!
辻村史朗さんの茶碗の価格は?
日本を代表する陶芸家である辻村さん。
下世話ではありますが、
その作品はどれくらいの価値のあるものなのでしょうか?
例えば、こちらの茶碗、「井戸茶碗」は
お値段550,000円!
これこそ、本当のケタ違いですね・・
出典元:https://www.kamiya-art.com/
目玉が飛び出た方のために(笑)
こちらのぐい呑みはお手頃価格で
お値段27,500円。
だんだん感覚がマヒしてきましたね(^^ゞ
出典元:https://www.kamiya-art.com/
辻村さんのファンであるロシアの実業家の方は、
たくさんの作品を買って母国に持ち帰り、
コレクションを鑑賞するためだけの部屋を作ったそうです。
そろそろ意識が遠のきそうなので、
これくらいにしておきます・・
辻村史朗さんの個展に行きたい!
作品の購入は難しくとも、せめて作品を鑑賞したい
というアナタのために、個展についての情報です。
残念ながら、記事執筆時点(2021年6月)現在、
開催中および直近の開催予定の個展は見つかりませんでした。
ただし、過去には株式会社かみ屋さん主催の
個展が東京・日本橋で毎年開催されていたようですので、
今後も実施される可能性は高いと思われます。
また、同じく「Art Fair Tokyo 」にも
毎年出展されています。
こちらは2022年は既に終了してしまいましたので、
次回のArt Fair Tokyo 2023をチェックされてみては
いかがでしょうか。
辻村さんの気になる情報を追加!こちらもどうぞ☆
まとめ
ストイックに美を探求し続ける
陶芸家、辻村史朗さんを特集しました。
作品に情熱を注ぐ姿はとてもカッコいいですね。
私、ダスティも将来は辻村さんの作品を
自宅に飾れるような大人になりたいと感じました(^^ゞ
コメント