コロナ禍の現在において改めて注目される職業がエッセンシャルワーカー。
私たちの日々の暮らしを支えてくれる、
社会に無くてはならない様々な仕事の総称です。
そんな中の一つが警備員。
雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ、交通安全に従事いただいています。
今回の記事では御年84歳のスゴ腕警備員で、「プロフェッショナル」に
出演予定の“旗じいちゃん”上野敏夫さんについてご紹介します。
出典元:https://www.nhk.jp/p/professional
目次
上野敏夫さんは超一流の84歳交通誘導警備員!
ひたすらに立って、旗を振る。
交通誘導というとかなりシンプルな業務というイメージを
持ちますが、上野さんの仕事ぶりはプロとしての矜持が感じられます!
旗さばきは、「バシッ」というキレの良い音が心地よく、
とても気持ちのいいもの。
84歳とは思えない俊敏な動き!
その他、上野さんが超一流と呼ばれる交通誘導のポイントをご紹介。
・運転手がわかりやすい旗さばき
両手のそれぞれに赤旗と白旗を持つ場合、
ドライバーからは白(行ってよし)なのか、赤(止まれ)なのか
という情報はとても大切。
上野さんははっきりとそして上述のキレのある動きで
伝えるため、運転手は迷うことなく指示に従うことができます。
当ブログ管理人・ダスティも経験があるのですが、
警備員さんの動きがあいまいで、ストップorゴーの
どちらを示しているか、わからない時があるんですよね・・
その点、上野さんの動作であれば一目瞭然☆
・しっかりとお辞儀
停止してもらった時には必ず2回以上お辞儀をするのが上野さん流。
警備員が行う「交通誘導」と、
警察が行う「交通整理」は全くの別物。
交通誘導に強制力は無いため、あくまでも
「止まってください」というお願い。
そのため、協力してもらったドライバーには
しっかりとお礼を伝えるのだそうです。
他にも、お辞儀だけでなく声を掛けるなど、
積極的なコミュニケーションを図ることも大事なんだとか。
・臨機応変な対応
例えば、反対車線が詰まって交通の流れが悪くなりそうな場合には、
カラーコーンの位置を変えて車の通りを良くするなど、
常に周囲に気を配ります。
ドライバーの気持ちを考えて誘導するのが上野さんのやり方。
カッコいいですね♪
また、紅白の旗は自宅でしっかりと洗濯されるとのこと。
まさに警備員の鑑と言えるでしょう(T_T)
ここまで丁寧に、思いやりある誘導をしてもらえれば、
安全に、しかも運転手は気持ちよく工事現場を通過する
ことができますよね。
頭が下がります<m(__)m>
孤高の陶芸家、辻村史朗さんの生き様にシビれる!
上野敏夫さんの年収はどれくらい?
この道25年の経験を持つ、大ベテランの上野さんですが、
警備員としてのお給料はどれくらいなのでしょうか?
当然上野さんは一般の方なので公開されていません。
いくつか情報を集めてみました。
一例として、同じく70歳を超えた交通誘導警備員で、
著書『交通誘導員ヨレヨレ日記』の作者である
柏耕一さんによると、ひと月20日の稼働で月収18万円とのこと。
そうすると、年収は18×12=216万円。
なかなか厳しいと言えるかもしれません・・
また、上野さんが勤める「日本総合警備株式会社」の
採用ページから警備スタッフ募集案内を引っ張ってきました。
給与:日給9,800~14,940円(交通費別途全額支給)
勤務時間:拘束9時間、実働8時間
シフト制または申告制
資格・スキル:特に必須となるものはなし。
といった感じでした。
出典元:http://www.jsougou.co.jp/
体力に自信のある方であれば、やりがいがあるかも?
最近ではまだまだ働く意欲の高い高齢者の方が増えており、
警備会社でも上野さんのような優秀なシニアに目をつけて
人材獲得を目指しているそうです。
私のようなヘタレは、8時間も旗を振っていたら
倒れること間違いなしなので、とても勤まりません(>_<)
改めて上野さんのバイタリティーに脱帽です。
まとめ
御年84歳の超一流の警備員、上野敏夫さんについてご紹介しました。
私たちが安心・安全に日常生活を送ることができるのも、
上野さんのようなエッセンシャルワーカーの皆さんの
活躍があってこそなんだと再認識しました。
せめて警備員の方に会釈するくらいのことはしないと・・
と思った管理人・ダスティがお送りしました。
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