女性初のイージス護衛艦の艦長として
日々日本の防衛に携わっているのが大谷三穂さん。
男性社会というイメージの強い海上自衛隊において、
まさに紅一点の存在と言えます。
今回の記事では、大谷1佐について
気になる情報をお伝えします。
出典元:http://www.jas.org.sg/
目次
大谷三穂さんは女性イージス艦艦長!
大谷1佐は2019年12月、イージス護衛艦「みょうこう」の
艦長に女性として初めて着任しました。
「みょうこう」は全長161m、乗員は300名。
新潟県にそびえる妙高山(標高2,454m)から名付けられました。
「イージスシステム」というミサイル迎撃システムを装備した、
まさに日本の守りの要といえます!
出典元:https://www.mod.go.jp/
どんな兵装を積んでいるかというと・・
54口径127mm単装速射砲×1門
Mk.15 Mod2 高性能20mm機関砲(CIWS)×2基
ハープーンSSM 4連装発射機×2基
Mk.41 Mod6 VLS×90セル
68式3連装短魚雷発射管×2基
よくわかりませんが(笑)、とんでもない攻撃力で
あること間違いなしです!
1996年に就役、大谷1佐は15代目の艦長となります。
そんな大谷さんですが、自衛官を目指したきっかけは湾岸戦争だそう。
テレビのニュースを見て湾岸戦争を知り、
防衛大学校への入学を決めました。
元々はパイロットになりたかったため、
陸・海・空の中で航空自衛隊希望だったものの、
船での実習が楽しく、艦長に憧れたこともあり
海上自衛隊を選ばれました。
その後は練習艦「しまゆき」の艦長、
護衛艦「やまぎり」の艦長と、
女性初の艦長職を歴任されます。
男性社会を切り開いていく姿は本当にカッコいいですね☆
艦長ともなると、責任は重大。
船に何かあった場合はすぐに駆け付けられるように、
普段からあまり遠くに行くことはできず、生活の
行動範囲が制限されるそうです。
また、遠洋航海に出ると半年もの長い間日本を離れることに。
しかも大谷1佐は1児のママさんでもあります。
娘さんを置いての長期間航海は大変でしょうね(T_T)
♪海上自衛隊の歌姫・三宅由佳莉2等海曹の特集はこちらから♪
大谷三穂さんの階級は1等海佐!
大谷さんの現在の階級は1等海佐です。
これは自衛隊の中でどのくらいのポジションなのでしょうか?
海上自衛隊の階級構造を簡単にご案内すると、
大きくは
幹部(将官、左官、尉官)
准尉
曹士(曹、士)
と分かれます。
左官をさらに詳しく分けると、
1等海佐
2等海佐
3等海佐
となり、大谷さんは現在この「1等海佐」です。
一般的な他国の軍隊でいうところの「大佐」にあたります。
※自衛隊は軍隊ではないため、あえて呼び方を変えているようです・・
厳しい試験や実務を経験した自衛官だけがなれる、
エリート中のエリートと呼べそうです。
有名どころでは、葛城ミサトさんも同じ1佐、
シャアやムスカも大佐です。
海自の「1等海佐」は大型の護衛艦の艦長クラスとのこと。
まさにイージス艦の艦長にふさわしい階級なのですね。
ちなみに、陸上自衛隊の同じランクである「1等陸佐」だと、
1,000人規模の部隊を率いる連隊長クラスとのこと。
どちらも非常に責任あるポジションですね!
大谷三穂さんの年収はいくら?
護衛艦の艦長となると、そのお給料は
どれくらいのものになるのでしょうか?
気になる点を調べてみました。
自衛官のお給料は「俸給」という形で、
階級によってある程度の基準が設定されています。
1佐の場合、月給は約39~49万円となっています。
中間をとって月給45万円として、
ボーナスを2か月分×2回とすると、
年間で720万円。
これに各種手当が付くので、
おおよそ1,000万円あたりが平均年収と言えそうです。
日本の安全を守るという大きな任務に対する
報酬としては妥当(?)といえるかもしれませんね。
当ブログ管理人のような“ヘタレ”人間には
決して勤めることのできない大きなお仕事です(笑)
アツい志を持った若い皆さんはぜひチャレンジされてみては?(^^ゞ
まとめ
女性初のイージス艦艦長として海上自衛隊で勤務する
大谷三穂さんについてお伝えしました。
日本の安全を守ってくれている大谷1佐に敬礼!(`・ω・´)ゞ
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