始めて訪れる目的地に到達するために必要なもの、
もちろん地図です。
現在ではスマホのアプリとしてプリインストールされ、
またGPSなどの情報も駆使し、ルート案内まで
細かく誘導してくれますよね。
しかし、もしその地図がニセモノだったら・・
そのまさかを実現してしまったのが今和泉隆行(いまいずみ たかゆき)さん。
空想の都市を描いた地図「空想地図」を作り上げてしまいました!
今回は今和泉さんの空想地図についてご紹介します。
出典元:https://www.1101.com/
目次
今和泉隆行さんが空想地図を描く理由は?
今和泉さんは1985年生まれ。
空想地図を描き始めたのは7歳!
ということは、現在まで約35年以上空想地図を描き続けていることに。
継続は力なり、ということでしょうか(^^ゞ
そもそも、空想地図を作ろうと思った理由は何でしょうか?
本人曰く、よくわからないそうです(^^ゞ
7歳という幼少期から描いているため、
無意識に始めていたとのこと。
地図を描くために生まれてきたのかもしれませんね(笑)
今和泉さんの推察によると、
例えばおままごとのような、子供特有の
“一人遊び”の一つの形なのではないかということ。
おままごとでは、お花屋さんというなじみのある
モチーフを、自分の身体を使って再現します。
空想地図も同じで、街や都市といったモチーフを
地図という手段で表現します。
たしかに、こう言われると共通するものがありそうですね☆
ただし、今和泉さんの場合、熱の入り方というか、
没頭する度合いが半端ないということでしょうか(^^ゞ
ちなみに、7歳当時の作品がこちら。
バスの路線図のようにも見えますね。
出典元:https://imgmap.chirijin.com/
そして、小学5年生の時がこちら。
出典元:https://imgmap.chirijin.com/
既に本格的な地図になっていますね!
大学時代には、全国47等道府県300都市を回って全国の
土地勘をつけたそうです。
また、空想地図は美術作品として、全国各地の美術館に
出展したことも!
妄想の力、恐るべし!
そんな今和泉さんですが、何のお仕事をされているのでしょうか?
ご本人は“地理人(ちりじん)”と自称されていますが(^^ゞ、
地図を中心とした情報デザインや記事執筆、テレビ番組や
ゲームの地理監修・地図制作がお仕事とのこと。
空想地図の制作はあくまでも仕事の一部に過ぎないそうです。
今和泉隆行さんの空想地図の楽しみ方を公開!
空想地図は今和泉さんのHP「空想都市へ行こう!」からダウンロード可能!
ではその楽しみ方をご紹介します。
まずは架空の都市「中村市」(なごむるし)の概要から。
中村市は人口156万人。
首都の「西京市」から南に30km離れた内陸部にあります。
明治以降に新しくできた「中村駅」周辺の新市街と
「平川駅」周辺の旧市街を結んだエリアが
市の中心部。
鉄道に関しては、元国鉄の「Nyrail」と
私鉄の「中村電鉄」「西京急行」があり、
地下鉄も2路線走っています。
※以上は全て実際には存在しませんので
ご注意を!(笑)
こうした設定がすべて地図に落とし込まれている
のはもはや驚異的!
一目見てこれが架空都市とわかる方は皆無でしょう(笑)
それぐらい細部までリアルな完成度を誇っています。
出典元:https://www.1101.com/
「どんな人が住んでいるのだろう?」と想像しながら
地図を眺めるのがポイント。
その人の通勤ルートや生活圏を想像(妄想?)して
地図をなぞっていくと新たな発見があるかも!?
さらに、リアルを追求する今和泉さん。
銀行のキャッシュカードや
中村市に住む住民の落とし物まで制作してしまいました!
出典元:https://imgmap.chirijin.com/
レシートに書かれているお店を
地図で探すというのもおもしろいかもしれませんね♪
1年間穴を掘り続けてシアターホールを作ってしまった
祇園涼介さんの特集はこちらから!
まとめ
空想地図を描く“地理人”、今和泉隆行さんについて
ご紹介しました。
現在は首都の「西京市」の地図制作に取り掛かっているそうです。
こちらにも期待したいですね!
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