人間とロボットの共生、あこがれますよね。
ガキ大将に悪さをされて困っている時に
青いタヌキ型ロボットが秘密道具で助けてくれたら・・
そんな夢物語がすでに実現している現場がありました!
それは東京オリンピック2020のハンマー投げ。
健気に働くラジコンカーがカワイイ!と注目されています。
今回の記事では、この謎のロボットについてご紹介していきます。
出典元:https://www.sponichi.co.jp/
目次
ハンマー投げのラジコンカーがカワイイ!
東京五輪のハンマー投げ会場で「働くラジコンカー」が
中継にたびたび映り、話題となっています。
ハンマー投げにおいて、選手は約7.26kgのハンマーを
80m先へ飛ばします。
着地点で審判が距離を計測していると、どこからともなく
タクシー型のロボットが走って登場!
審判がハンマーを載せると、ラジコンカーは所定の位置まで走行、
ピタッと停車。
待っていた別の審判がハンマーを回収するという流れ。
フィールド内を全力疾走する姿は、健気でとてもカワイイ!
ボタンを押すと走り出すところも愛嬌がありますよね♪
SNS上でもコメントが寄せられています。
・とにかく可愛い!
・ロボット掃除機と同じ原理だろうな
・来るか?来るか?と、競技より気になってしまう
などなど、なかなかの存在感を発揮しています☆
アンテナが飛び出していることから、
人が遠隔から操作する「ラジコン」のように見えますが、
実は自律走行が可能な「ロボット」なのです!
ハンマー投げなどの投てき競技は、選手から
着地点までの距離が長いこともあり、
従来からラジコンの運用が行われていました。
2012年のロンドンオリンピックでは、
公式スポンサーであったあの高級車ブランド
BMWが「MINI」を模したミニカーを提供しました。
その名も「Mini MINI」!
ややこしいですね(^^ゞ
4分の1サイズで、タイヤやミラー、ワイパーまで
精巧に作られています。
パワーは10馬力、最大8kgまで運搬可能とのこと。
この時は人の操作が必要なラジコンカーでした。
出典元:https://predge.jp/
競技会場でこの光景が映し出されると、
なんだかほのぼのしますよね(^^ゞ
また、2015年に和歌山県で開催された国体
「紀の国わかやま国体」では、和歌山県立紀北工業高校の
高校生が「投てき物回収用ラジコンカー」を開発。
マスコットキャラクターの「きいちゃん」を載せた
仕様がお披露目となりました。
出典元:http://yuru-character.com/
彼らは「ものづくり研究部」の部員たちで、
半年間の制作期間を経て完成しました。
操縦すると、きいちゃんのしっぽが左右に動くギミック付き
だそうです(笑)
開発した高校生たちの将来も楽しみですね♪
最終学歴は中卒?天才ロボットクリエイターの詳細はこちらから♪
ハンマー投げのラジコンカーを作ったのはトヨタ!
今回の働くラジコンカー(ロボットカー)を作ったのは、
オリンピックのスポンサーでもあるトヨタ自動車!
正式名称はFSR:Field Support Robot
(フィールド競技サポートロボット)という名前です。
出典元:https://global.toyota/
最適な経路を選択し自律走行が可能で、
運営スタッフの追従走行や、障害物を回避しながらの走行も
できるとは、超優秀!
回収時間の短縮とスタッフの労力低減を目的として
開発されたそうです。
こちらの画像ですと、タクシーではなく、
いかにもロボットという感じの外観ですよね。
実際に会場で走っていたのはトヨタの
「JPNタクシー」という、街中でも見かける車種の外装を
かぶせたものと思われます。
トヨタの開発者さんによると、
ラジコンによる遠隔操作は意外と難しいそうです。
それに比べて、FSRだと自律走行で重い投てき物を
運んでくれることで、スタッフが運ぶ距離を
2mまで縮めることができたとのこと。
日本のモノづくりの技術はアッパレ!ですね。
当ブログ管理人・ダスティは、この動画を観て1つ発見しました!
アンテナと思っていた部分は、ハンマーの持ち手を引っかけるための
パーツでした(^^ゞ
トヨタは今回のオリンピックに向けて、
他にも様々なロボットを開発、運営のサポートにあたっています。
・マスコットロボット
出典元:https://global.toyota/
・ヒューマノイドロボット
・遠隔地間コミュニケーションサポートロボット
・生活支援ロボット
近未来のことと思っていた技術が
もうすでに実際に活躍しているというのはすばらしいですね☆
それだけに、本来の形で開催されていれば、
会場などでこうしたロボットたちと触れ合うことも
できたのでしょうね・・
残念です(T_T)
まとめ
オリンピックの投てき会場で活躍する
ラジコンカーもとい、ロボットカーについて特集しました。
私たちの日常生活においても、ロボットが当たり前のように
人間をサポートするような時代がすぐそこに近づいていることを
予感させるシーンとなりましたね。
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